不登校になったら人生終わりなのかな?
詰みなのかな?
どうなの?
今回は上記の疑問にお応えしていきます。
本記事の内容
- 不登校になっても人生は終わらないし詰まない3つの理由を解説
筆者の経歴
- 元家庭教師
- 教育&勉強に関する情報をブログにて発信中
- パニック障害にて不登校になりかけた経験あり
自分や自分のお子さんが不登校になったら人生が詰み、終わってしまうのか、心配になりますよね。
私自身パニック障害で教室で授業を受けるのが苦痛で大変だった時期が長いのでよくわかります。
本記事ではそんな不安を抱える方へ向けて、
を解説していきます。
不登校になっても人生は終わらないし詰まない3つの理由を解説【深刻に考えすぎるな】
3つの理由は以下の通りです。
- 学校の代わりになるものがいっぱいあるから
- 学歴はもう重要な時代ではないから
- 生きていくための力は学校以外の場所でも身に付くことの方が多いから
学校の代わりになるものがいっぱいあるから
人生が終わらない理由の一つ目は、学校じゃなくても勉強出来たり、友達を作れたり、出席扱いにしてもらえる場所やサービスがいっぱいあるからです。
☑学校に行かなくても出席扱いになる方法3選
- 保健室登校
- 教育支援センター・フリースクール
- すらら
保健室登校
保健室なので、正しくは学校に行っているのと同じですが、教室に入らなくても課題等をこなせば出席扱いにしてもらえる点が良い所。
特に中学生は高校進学のために内申点が重要で、内申点に大きく響く出席点を確保できるのは大きい。
教室に入ってクラスメートと関わるのは無理だけど、なんとか保健室になら通えそう…という状況なら保健室登校を勧めます。
教育支援センター・フリースクール
教育支援センター・フリースクールは学校と同様に他の子たちと勉強をする場所。
学校に通えなくなった子たちが集まっているので、悩みを共有しやすい環境と言えます。
また、学校と連携しているところも多いので、通えさえすれば出席扱いにしてもらえます。
教育支援センターやフリースクールで大切な友達ができたというケースも多い。
相性が合いそうなら通ってみる価値はありますね。
すらら
すららは不登校に悩む児童向けの通信教材。
利用することで学校や教育支援センター、フリースクールに行けなくても出席扱いにしてもらえます。
ちょっと現状だと他の人たちと関わるのは厳しい、家から出たくないという場合には非常に心強い味方となってくれるものです。
出席扱いにしてもらう方法の中で、最も子供への負担が少なくできるよ。
学歴はもう重要な時代ではないから
今はもう「良い人生を歩むには良い大学を出て良い会社に入らなければならない」という時代ではないです。
良い大学を出ても、何もスキルを持っていなかったり、自分で問題解決できる能力がなければ会社で活躍はできないし必要とされません。
中卒だとしても、色々試行錯誤して考え抜き行動できるなら、社会的な成功は十分あり得るし、実際そうやって上手くいっている人も沢山いる。
確かに一流大学を出ていないと就職できない企業は存在します。
でも、その企業に入ることだけが成功の唯一の道なんてことはあり得ないわけで、いくらでも成功の道はあります。
学歴がないと成功できないなんてことはない。
というか学歴があっても成功できないことの方が多い。
パソコン一台で仕事をこなしたり事業を立ち上げたりするのも昔と比べて格段にしやすくなりましたし、ようはどれだけ熱心に目標に向かって取り組めるかが勝負の分かれ道。
そこに学歴の有るなしは関係ないので、不登校だろうと心配する必要はないと思います。
生きていくための力は学校以外の場所でも身に付くことの方が多いから
学校に通うことで養われる力は色々ありますが、そのうち大部分を占めるのは
- コミュニケーション能力
- 学力
だと思います。
確かにこの二つは重要ですが、コミュニケーション能力は趣味などを通して他人を関わる機会があれば学校でなくとも身に付くし、勉強もすららなどの通信教材を使えば過不足なくできます。
また、生きていくために必要な力は学校以外で身に付くことの方が多いと思います。
☑生きていくために必要な力
- 問題解決能力
- お金を稼ぐ力
- 生活力(掃除・家事・料理・買い物など)
- 仕事を行う上で必要なスキル
何か問題が起きた時にどうやって対処するか、お金を稼ぐにはどうすべきかについては、学校の授業で深く教えてもらうことではなく、実際に社会に出て学ぶものです。
そもそもお金を稼ぐ方法は学校の先生がよく知らない場合が多く、教えられない。
また、生活力は普段の生活で身に付けるものですし、仕事で必要なスキルは個人で自主的に学ぶもの。
こう考えてみると、学校で学ぶことは別の方法でも学べるし、生きていく上で必要な能力の習得に学校はそこまで必要性はないと言えます。
もちろん学校に通って普通に生活するのも良いことだけど、不登校だからってすべてが終わり、詰みなんてことにはならないんだ。
まとめ:不登校でも人生は続いていくし、選択肢は多い
今回は、
についてまとめてきました。
不登校は一般的には深い悩み、問題として捉えられていますが、実際は色々な選択肢があるし、学校の代わりになることもあるのが現実です。
深刻に考えすぎず違った見方をしていくと、新たな道が見つかるかもしれません。
というわけで、今回は以上です。