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【中学生】不登校でも卒業できる?留年や退学はあり得るの?内申点についても解説

不登校

 

中学で不登校の場合って卒業できる?できない?

留年とか退学はあり得るの?

今回は、上記の疑問についてお応えしていきます。

☑本記事の内容

  • 中学は不登校でも卒業できるのかについて

☑筆者の経歴

  • 元家庭教師
  • 教育&勉強に関する情報をブログで発信

中学で自分もしくはお子さんが不登校になったら、まず最も気になるのが”卒業できるのかについて”だと思います。

そこで本記事では、「中学で不登校になった場合、卒業できるのか」について解説していきます。

結論は、

”中学は不登校でも卒業できるし、留年や退学は基本ない。ただ、病気などが理由で本人が学びなおしたいと希望した場合は留年もありうる”

です。

では、さっそく見ていきましょう。

3分ほどで読めます。

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中学は不登校でも卒業できる

冒頭で書いたように、中学校で不登校でも卒業はできます。

3年間まるまる全て休んでも卒業可能。

「中学でも不登校なら卒業できなくなる」というのはいわゆる脅し文句で、なるべく学校に行って欲しいという気持ちから発せられるものです。

中学までは義務教育ですが、この「義務」は、

本人が絶対に中学に行かなければならない

という意味の「義務」ではなく、

親が子供に学校に行かせなくてはならない

「義務」です。

しかし、子供がどうしても行きたくないのに無理に行かせるのは良くないので、行けないなら行けないで間違いなく学校側が考慮してくれます。

義務を果たしてないからといって、不登校の親がなにかしら罰せられるということもありません。

本人が希望した場合は留年もありうる。

不登校の生徒を卒業させるかどうかは、教員たちの会議で決まります。

その会議は生徒本人の意思が最も尊重されるため、本人が卒業を望めばその通りになります。

校長は不登校の生徒の意思を聞きに来てくれる。

ほとんどは卒業となりますが、病気などの理由で学校に行けなかったから、留年して学びなおしたいという場合のみ、留年もあり得ます。

私立中学だと留年や退学になり、市立校へ転校した後に卒業という形に

不登校の生徒が私立中学に通っていた場合は出席日数や成績の関係で留年や退学になり、市立中学へと転校した後に卒業という形が取られます。

なので、私立に通っているからといって卒業できないのでは…と心配する必要もありません。

内申点(調査書)は低くなるor評価なしになる

不登校の期間が長いと、内申点が低くなるor評価なしになります。

内申点は出席日数や学校での成績、生活態度などを先生が評価した記録。

内申点を重視する公立高校への入学は難易度が高くなりますが、

  • 定時制高校
  • 通信制高校
  • 内申点を重視しない公立高校(一部あり)

などの学校には、希望すれば行けます。

特に通信制高校だと不登校の子供たちに対応するためにスクールカウンセラーがいたりとサポートがしっかりしているし、3年以上かかったもOKなので、自分のペースで学べます。

卒業後の進路

中学卒業後は、

  • 社会に出て働く
  • 先述したような学校に通う
  • 自宅療養する

といった道があります。

ただ、中卒で働きに出ても条件の良い環境の職にありつける可能性は低いのが現状。

できれば学校に通うことをおすすめします。

まとめ:中学は不登校でも卒業可能

今回は中学生で不登校でも卒業ができるのかについてまとめてきました。

結論は、

”中学は不登校でも卒業できるし、留年や退学は基本ない。ただ、病気などが理由で本人が学びなおしたいと希望した場合は留年もありうる”

です。

というわけで、今回は以上です。

 

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