子供が不登校になった…。
親が子供にしてあげるべき対応を知っておきたい…。
今回は上記の要望に答えていきます。
本記事の内容
- 子供が不登校になったときに親がすべき5つの対応
筆者の経歴
- 元家庭教師
- 教育&勉強に関する情報をブログにて発信中
- パニック障害にて不登校になりかけた経験あり
昨今何かと話題になっている子供たちの不登校。
不登校のお子さんに対して、どんな対応をしてあげたらいいのかと悩んでいる保護者の方も多いでしょう。
そこで本記事では、子供が不登校になった時に親がすべき5つの対応についてまとめていきます。
子供が不登校になったときに親がすべき5つの対応
5つの対応は以下の通りです。
- 何かしらの病状が出ているなら病院へ行く
- 家庭が安心できる場所だと思ってもらう
- 親が病まない・焦らないようにする
- 学校側と連携を取る
- 学力が落ちないように学習方法を考えていく
何かしらの病状が出ているなら病院へ行く
お子さんが学校に行きたくないと言う他に、
がある場合は、本人の意思も尊重しつつ病院に行くことをおすすめします。
私自身高校時代にパニック障害で苦しんだ経験があり、専門家に相談することの重要性を痛感しているので、もしお子さんに精神疾患の疑いがあるなら早めに行動してあげてください。
精神科医は心の専門家だから、不安なことを相談すれば良いアドバイスをくれるはず。
家庭が安心できる場所だと思ってもらう
家庭が安心できる場所・逃げ場であるとお子さんに思ってもらうことは非常に重要です。
もし仮に、家にいることをダメなことだと親に言われたら、逃げ場がないとお子さんは考えてしまい、ますます追い詰められてしまいます。
ただでさえ本来行くべきだとわかっている学校に行けなくて悩んでいるのに、家にいることさえダメと言われたら絶望しちゃう…。
保護者の方はお子さんに対して、「辛かったらいつまででも家にいて良い、あなたがいるだけで良い」と存在自体を肯定してあげましょう。
それだけでお子さんはだいぶ救われるはずです。
また、
も効果的。
- 皿洗い
- 洗濯物を畳む
- お風呂掃除をする
などなど、できそうなものの中からいくつか選んで仕事を与えると、お子さん自身も必要とされていると感じ、自己肯定感が高まります。
親が病まない・焦らないようにする
保護者自身が病んだり焦らないようにすることもとても大切。
- 子供が不登校になってこれからどうすればいいのか…。
- 育て方を間違ってしまったのか…。
- 進路は…勉強は…。
と、悩む気持ちは痛いほどわかりますが、親の不安は子に伝わります。
親が不安で心配な様子を見せれば見せるほど、子供は自分が親を追い詰めていると考え、ますます殻に閉じこもってしまいます。
そこで保護者の方が持つべきマインドは、
です。
フリースクールや学習支援センターなど、学校以外でも学べる場所はあるし、不登校でも出席扱いにできる通信教材(すらら)もあります。
また、ITエンジニアやITデザイナーなど、学歴が関係なくパソコン一つあれば家で出来る仕事もあります。
※ちなみに私は大卒ですが、学歴が一切関係ないブロガーという仕事を選んでご飯を食べています。
学校を出ていないと人生終わりだと思う必要なんて全くない。
あと、不登校を相談できる場所も多くあるので、親だけで悩まず、専門家に話を聞いてもらうことも選択肢に入れてくださいね。
☑不登校の悩みを相談できる場所・人
- 通っている学校の教員
- スクールカウンセラー
- 引きこもり相談センター
- 教育相談センター
学校側と連携を取る
お子さんが不登校になったら、現状の報告・相談をして連携を取りましょう。
特に、私立中学だと出席日数の不足によって進学できない場合があるので、公立中学に転校するといった手配も必要になってきます。
参考:【中学生】不登校でも卒業できる?留年や退学はあり得るの?内申点についても解説
また、
- 保健室登校や別室で課題をする
- フリースクールや教育支援センターに通う
- すららで学習する
などなど、今後の方針が決まり次第伝えておくと、学校側もスムーズに対応できるかと思います。
上記の3つは学校側に申請することで不登校でも出席扱いにしてもらえる方法。
学力が落ちないように学習方法を考えていく
学校に行かなくなると、意識的に勉強しない限り学力は落ちていきます。
そして学力が落ちると学校に戻っても授業についていけず、また不登校になってしまうケースが多くあります。
不登校期間が長いと、授業の遅れを取り戻すのは超大変。
フリースクールや教育支援センターに通えるならそれも良いと思いますが、お子さんが家から出るのが厳しかったり、他人と関わるのが難しいなら通信教材のすららがおすすめです。
すららは、
- 小1~中3までの全範囲を学習できる
- 学習塾などを運営している教育のプロがすららコーチとして担当になりフォローしてくれる
- 不登校を出席扱いにできる
という特徴を持っており、不登校児童に最もマッチした通信教材となっています。
すららについては以下の記事で詳しくまとめていますので、興味のある方はご覧ください。
まとめ:親が子にできることは沢山ある
今回はお子さんが不登校になった時に親がすべきことを5つまとめてきました。
- 何かしらの病状が出ているなら病院へ行く
- 家庭が安心できる場所だと思ってもらう
- 親が病まない・焦らないようにする
- 学校側と連携を取る
- 学力が落ちないように学習方法を考えていく
人生長いですし、不登校でちょっとぐらい休んだって、人生スパンで見れば小さなこと。
親が不登校の子にできることは沢山あります。
焦って子供を早く復学させようとするとかえって悪化する恐れもあるので、とにかく冷静に長い目で見て始められそうなところから始めてみましょう。
今回は以上です。